視点が変われば体は育つ!運動あそび保育士オンライン研修会の感想

この記事はポーラスターのいつでも遊び研修会(保育士オンライン研修会)に参加してくださった保育士の先生方の声を記載しています。今回、いつでも遊び研修を選んでいただいたきっかけもお伝えしながら、研修を受講した先生方の声をご覧になってください。

こんにちは!

お茶コーチこと高橋亮祐です。

いつもは、保育園・幼稚園・こども園に出向き運動あそびの定期指導、保育士さんの研修講師、運動環境づくりをおこなっています。

お茶コーチこと高橋亮祐については下記の記事をクリック

コロナ禍ということもあり、園内での保育士研修が少しずつオンラインに移行しています。運動指導や研修は直接現地で顔と顔を合わせてこその楽しさがある。

だから、オンラインで研修をやるのは…

なんて思っていましたが、今回はじめてオンラインでの保育士研修を担当させていただきました。

なぜ、今回研修講師を担当させてもらったのかというと、ご依頼の理由がすごく嬉しく、先生たちの想いに応えたい!と強く思ったからです。

ご担当の先生よりメールで研修のお問合せいただいた内容

子どもたちの運動を指導していく中で跳び箱やマット運動などについての指導の仕方やカリキュラムに悩んでいました。

研修できるところを調べているとポーラスター保育士研修にたどり着き、鉄棒や跳び箱を行う前に体や動きの土台作りが大切だと気付かされ、是非こちらで園内研修を受けさせていただきたいと強く思いました。

運動=跳び箱やマット(体育)と考えてしまっていたので、ポーラスター保育士研修を受けてあそびや生活の中で体の土台作りができる保育の進め方等を知りたいです。

受講していただいた先生方の声をはじめ、あそびや生活の中での体の土台作りの研修の必要性をレポートとして記載しました。

それでは、ご覧になってください。

目次

幼児期の健康な心と体づくり

7歳前後までに運動に関する神経回路が活発に繋がる

幼児期に子どもたちの運動は欠かせません。

2017年に改定、2018年4月に施行された幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領の子どもの10の姿の中で一番はじめにくるのが健康な心と体です。

私たち大人も病気や怪我をしたときに一番に実感することが健康な心と体です。心と体が健康だからこそ生活や仕事ができます。

不健康だと生活も仕事もスムーズにはいきません。コロナ禍ということもあり、健康な心と体の大切さを改めて感じている人は多いのではないでしょうか。

そこで重要になってくるのは、運動です。

運動をすることで得られるモノは多岐にわたりますが今回は、

  • あそびや生活の中で体づくり
  • 動きの多様化と洗練化の大切さ

を中心にお伝えしました。

特に幼児期は7歳前後までに運動に関する神経回路が活発に繋がり発達していきます。

生活の中の運動、大人が主導して行う運動の中で多様な動きを経験し、何度も繰り返し経験しておくことで将来、運動能力の向上や複雑な動きを簡単に習得することが可能になっていきます。

なので今回お問合せいただいた先生のように運動=跳び箱・マット・鉄棒のような体育ではなく、あそびや生活の中で体の土台作りをしていく方が子どもたちにとって良いのです。

鉄棒や跳び箱を行う前に体や動きの土台作りが大切だと気付いていただいた記事を下記に記載してあるのでご覧になってください。

運動あそび保育士オンライン研修会の概要

開催日時・場所

  • 2021年12月23日(木)
  • 14:00~16:00 (120分間)
  • オンライン研修(ZOOM)

対象

  • 認定こども園たいようのこ 職員の皆さま10名

保育士オンライン研修会のレジュメ

【いつでも遊び研修会】
<小さなできたに育ちあり!遊びで育むこころとからだ>
~積み重ねと喜び合いの運動とあそび~

  1. ーワーク①、ポーラスターと講師紹介
  2. ーワーク②、ワーク②-a
  3. 生活の便利さと運動経験・運動の大切さと運動の概念・考え方ーワーク③
  4. 遊びの自由と制限と動機づけーワーク④
  5. 楽しいをつくるこころ・からだ・わざの3つの要素ーワーク⑤
  6. こころ・からだ・わざの3つの要素ーワーク⑥、ワーク⑥-a、ワーク⑥-b
  7. アフォーダンスで遊ぶ環境づくりとは?ーワーク⑦
  8. 小学校体育に繋がる運動あそびとは?

運動あそび保育士オンライン研修会の感想

遊びと運動を関連づけやすくなった

考えていたよりも生活の中に運動があったり、運動と遊びが組み合わさったりするのだと話を聞く中で気づきが多くありました。

経験させてあげたいことをやる上でのヒントになりました(遊びと運動が関連付けやすくなった)

自分たちが遊んでたことが今の子どもたちを見ていると経験が半分ほどではないかと思ったので私が遊びを提供してあげようと(始めるきっかけを作ってあげよう)と思いました。

ありがとうございました。

お茶コーチ

こちらこそ、オンライン研修にご参加いただきありがとうございました。生活の中にある運動を発見できると体づくりの視点が変わりますよね。子どもたちへの遊びのきっかけづくり楽しみですね!

職員同士のワークが楽しかった

日常の中で自然と行っている運動に着目し、毎日の積み重ねで発達できるように取り入れていきたいと思いました。(廊下をスキップで行ってみる。横歩きにしてみる等)

職員同士でワークをする時間があり、考えたり話合ったりするのも楽しく取り組むことができました。

お茶コーチ

毎日の積み重ねは小さいようでもすごく大きな成果になっていきます。日常の中で着目してみてくださいね。ワークも楽しんでいただけたようで良かったです!ありがとうございました!

自分が子どもになったように楽しんで遊ぼう

身近な何気ない動きが運動に繋がっていることを再確認できたのでより意識して身体を動かすような保育や遊びをしてみたいと思った。

自分が子どもになったように遊ぼうと改めて感じた。子ども達と楽しみながら身体を動かしたいと思った。

ありがとうございました。

お茶コーチ

子どもになったように楽しんで遊ぶ!めちゃ素敵です!子どもたちと遊ぶのが楽しみですね。こちらこそ、ありがとうございました。

なぜ今、幼児期の運動が再重要視されているのか?

身体運動と脳機能の発達

私たちの生活は40年前と比べて便利になっていますか?

と質問するとほとんどの人が便利になっていると答えるでしょう。

生活が便利になることで家事や移動が楽になり、私たちは様々な恩恵を受けています。

しかし、便利になってきている反面、身体運動量という視点でみると、私たちの一日の運動量は確実に減ってきています。

特に2年以上続く、このコロナ禍とも重なり幼児期の子どもたちの運動量の減少は顕著です。

一日の運動量が少ないと身体活動経験も減少し学習機能や認知力を司る脳の前頭葉の発達も未熟になってくると言われています。

前頭葉の発達に運動は欠かせません。

  • 40年前の子どもの1日の平均歩数は約2万7000歩
  • 現在の子どもの1日の平均歩数は9,000歩以下

特にこのコロナ禍なので現在の平均はさらに低くなってきていることも容易に想像ができます。

幼児期は体育よりも運動あそび

では、私たち大人は運動能力を向上させるために子どもたちにトレーニングや訓練のように跳び箱・鉄棒・マット運動の技ができるようにしておけば良いのでしょうか?

今回、先生の研修の受講理由にあったように、それはNOです。

何度も繰返しになりますが運動=跳び箱・鉄棒・マット運動(体育)ではありません。

体育は身体教育とも言われ、技術や知識の習得が求められます。

子どもの発育発達段階から考えても幼児期に体育の技術や知識を求める必要はありません。

技術や知識を求められる体育になってしまっては、将来伸びていくはずの心身の余裕や余白が埋まってしまい、運動能力の向上や複雑な動きの習得が難しくなってしまいます。

例えば、結果的に跳び箱10段跳べるようなったとしても、できていく過程の中であそびや生活で多様な動きを何度も繰返し、洗練させておく経験が大切になっていきます。

さらに動きの多様化と洗練化に加え、大人が豊富なあそびの視点を持てるかで子どもたちの非認知能力(後伸びする力)のつき方が変わっていきます。

今回の研修では、あそびや生活の中の運動の視点と体づくりを重点的にお伝えしました。

次回は運動に加えあそびによって、後伸びする力が育つ非認知能力を伸ばす視点をテーマに研修でお伝えしていきます。

楽しみにしていてくださいね。

まとめ

さいごにこの記事のまとめをします。

  • 運動=跳び箱・マット・鉄棒のように体育ではない
  • 運動(体づくり)は生活やあそびの中での土台作りが大事
  • 日常に隠れている運動とあそびの視点を持つと保育が楽しくなる
  • コロナ禍で身体運動量が減り、脳機能の低下も心配されている
  • だからこそ運動の機会を意図的に増やし多様化と洗練化を意識する

さいごまで目を通していただきありがとうございました。

気になること、興味をもったこと等があったら遠慮なくお問い合わせくださいね。

いつでも遊び研修会については下記の記事をご覧になってください。

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