スポーツ研修会

こどもの権利を守る

スポーツ指導とは？

NPO法人スポーツコミュニティ磐田・ポーラスター主催、磐田市地域づくり推進事業「大人のマナビバ2025」開催をお知らせします。

開催概要

開催日	2025年8月10日(日)
時間	第1部　講演会 13:30受付　14:00～15:30 第2部　サッカー指導実技 16:30受付　17:00～18:30
会場	第1部　ワークピア磐田1Fホール （磐田市見付2989-3） 第2部　ゆめりあフットサルコート （磐田市大久保892-36）
講師	中野吉之伴 ・ドイツサッカー協会Ａ級ライセンス ・サッカー育成指導者 ・サッカーライター
申込方法	申込フォームより https://forms.gle/ifGTNaEx27Yv47fH6
主催	NPO法人スポーツコミュニティ磐田・ポーラスター
後援	磐田市

あなたは、子どもの権利について考えたことありますか？

1989年に国連で採択された子どもの権利条約、18歳未満の子供を権利の主体と位置づけ、子供の生存、発達、保護、参加に関する権利を国際的に保障することを目的とした条約です。

条約では、子どもの権利を尊重し実践する上で重要な4つの原則を定めています。

1. 生命、生存および発達に対する権利:すべての子供が、命を守られ、十分に成長できる権利。
2. 子どもの意見の尊重:子供が自分の意見を表明し、参加できる権利。
3. 子どもの最善の利益:子供にとって最も良いことが優先されるべきという原則。
4. 差別の禁止:すべての子供が、人種、性別、宗教などによる差別を受けることなく、権利を享受できるという原則。

この条約は、子どもの権利を包括的に定めているだけでなく、国や社会が子どもの権利を守る義務があることを明示し、その責任を定めています. 日本は1994年に批准しており、条約の精神に基づき、国内法や政策の整備、実施を進めています。

さらにユニセフでは、「子どもの権利とスポーツの原則」として、スポーツに関わる全ての人々に子どもの健全な発達と成長を支えるスポーツ環境の実現を呼びかけています。

磐田市でも、磐田市に関わる全ての人が、こどもの権利に対する理解を深め、尊重することで、「こどもが心から安心でき、取り巻く全ての世代の人が幸せを実感できるまち」を実現することを目的として、2025年5月に「子どもの権利と笑顔約束条例」を施行しました。

日本のスポーツ界では、指導者が威圧的な態度での「暴力・暴言」や、勝利にこだわるあまり試合に出場させない「補欠問題」など、子どもの権利が守られていない事象がまだまだ見受けられます。

今回、講演ならびに指導実技を行う、中野吉之伴さんは、大学卒業後に単身ドイツに渡り、様々なクラブでたくさんの子ども達にサッカー指導を続け、ドイツサッカー協会Ａ級ライセンスを取得した、育成指導者であります。

中野さん自身、高校時代に試合に出場できずに悔しい思いをし、それでも大好きなサッカーを思いっきりプレーし、子ども達にサッカーの楽しさを伝えたい気持ちをもってドイツに渡ったのです。

また、サッカーライターとして指導現場経験を活かした論理的分析をベースに、ドイツを中心にヨーロッパ各国を取材し、グラスルーツからプロクラブまで様々な記事を手掛けています。

主な著書には、「ドイツの子どもは審判なしでサッカーをする」、「3年間ホケツだった僕がドイツでサッカー指導者になった話」などがあり、私、抹茶コーチ（永田）の愛読書でもあります。

中野さんには、ドイツと日本とのスポーツの捉え方の違いや、育成年代での環境の違いなどからサッカー、スポーツを子ども達が楽しむ権利まで踏みこんでお話しいただきます。この機会に子どもの権利とスポーツの原則についての知識を高め、子ども達にとってのより未来を一緒に目指しましょう！！

大人が学べば子ども達の未来が変わります！！

講師の紹介

おススメする方

• スポーツや文化活動をしている小中高校生の保護者の方
• 小中高校生などの育成年代にスポーツ・文化活動指導をされている方
• 小中高校生などの教育現場で活躍されている方
• 特にスポーツや文化活動とは関りが無いけど子育て真っ最中の方

アクセス

会場①　ワークピア磐田（磐田市見付2989-3）

会場②　ゆめりあフットサルコート（磐田市大久保892-36）

★無料駐車場有