ポーラスター通信【10月号】いつでも遊びがモノをいう。

2020年度10月のNPO法人スポーツコミュニティ磐田・ポーラスター通信を発行いたします。下記より10月号Vol.7のご観覧・プリントが可能です。

紙媒体での内容をボリュームをアップし、下記にブログ記事としても掲載しています。目次から気になるところをチェック!

目次

気分はヨーロッパの強豪クラブのサッカー選手?!

俊敏で華麗なステップワークをふむ子どもたち

9月12日(土)に磐田市に大藤小学校でFCポーラスターのトレーニング。この日、黄色のポールをトレーニングで使用し、軽やかなステップや素早い動きの切替しをする子がいつも以上に見られました。

天然でふかふかな緑の芝生に加え、ヨーロッパのサッカー選手たちがトレーニングで使うような用具によってさらに動きが良くなっていました。

道具(物的環境)によって子ども達の動きは良くなるんですね。

運動あそびで海のゴミ問題を考えさせられる?!

ゴミを食べてしまったクジラ

9月に磐田市内保育園で運動あそび指導をした時の一コマ。

5歳クラスでフープをクジラに見立て遊びました。いつものようにお腹の痛いクジラを助けに行こうとすると「ごみ袋食べてる!」という声が。

いつもは「ご飯食べ過ぎてる」など可愛らしい言葉が返ってきます。

この話を指導後に園長先生と主任の先生にお話したらとても驚いていました。

SDGsの海の豊かさを守る

この話を園長先生に話すと「もしかしらたら、この前の保育でSDGS⑭海の豊かさを守ろうの目標をテーマに一人ひとり魚を絵に描いて海のことを考えたからかもしれないですね。」と教えてくださいました。

普段の保育が運動あそびに繋がり、地球環境のことを考えるきっかけをくれた子どもたちに頭があがりません。

遊びと創造性が広がる繋がるセカイイチノハシ

8月より、子どもの創造性と遊びが広がる運動遊具、セカイイチノハシの販売を開始。

発育発達に応じて7段階に遊びを変化させ、遊びのパターンを自ら創りだせる木製遊具。楽しさ無限大(^^♪

なんで遊びが大切なの?!

人生100年時代を豊かに暮らしていくために遊びをテーマに情報をお届け中。10月号は、遊びをさらに深堀りし、遊びの価値(Play Value)を高めていきます。

危険な遊びは価値が高い?!

9月号では、ポーラスターが考える遊びの定義づけをお伝えしました。

  1. 自発的である
  2. 好奇心を持ってチャレンジ
  3. 楽しいと感じ夢中になる

の3つと心身のゆとりでした。今回は、これらに加え遊びの安全性について考えてみたいと思います。

子どもの権利条約31条「休み・遊ぶ権利」

子どもの遊びの価値を高めるうえで発育発達に応じた環境づくりの重要性と安全性を考えていきます。国連が定める子どもの権利条約40条の中の31条に休み・遊ぶ権利があります。

子どもの遊びに挑戦はつきものです。遊びに挑戦する時は1部危険が伴うことがあります。

例えば、木登りは平坦な所から高い所へ移動します。その時に高い所から落ちる危険が伴いますが、木登りをすることで自己危機回避の運動感覚を養うことできます。

木登りができる環境がないのであれば、大人が似たような運動体験ができる環境を用意する必要性が出てきます。

安全性は許容範囲レベルに設定する

では、安全性を確保した上で遊びの環境をつくるにはどのようにすれば良いのでしょうか?それは安全性を許容範囲レベルに設定することです。例えば、何もない広場に平均台を1台設置。

その平均台を置くことで子どもは遊びます。この時に平均台が無ければ落ちるリスクは0ですがバランスを養える環境は無くなります。

平均台で遊び環境を創る時は、平均台の数、高さ、長さ、向き、台の距離感、子どもの数、広場のスペース等を考える必要があります。

リスクを許容範囲レベルを超えることなく最小限にして環境を創りっていくのが重要です。

ポーラスターOB3人がキャプテンとして活躍中!

ポーラスターを卒団した3人のOBが各高校サッカー部、中学校サッカー部のキャプテンとして活躍中です!

その中の1人、開誠館高校の岡部君は2020年9月21日~22日に開催されたSBSカップドリームユースサッカーに静岡県選抜として出場しました。

今後も遊びから学んだことを自分のフィールドで存分に発揮してもらいましょう!

最後まで目を通して頂き、ありがとうございました。11月号のポーラスター通信もお楽しみに!

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